サイパンのお天気は雲はありますが晴れ。
今日の河原はファンダイビングを外れ久々の体験ダイビング。
たまに違うことをやるのはスキルを錆びつかせ無いためにはとってもいいことなんですが、それが久々の体験で個人的には1人ではマックスと思われる4人の体験となると、非常にハードなことだと・・・(^^ゞ
そこに1人日本語はペラペラ(河原より上手い(^^ゞ)ですが外国の人がいて、「多分ネックになるだろう。」と思ってたらネックだった。(T_T)
ダイビングって精神的なストレスに大きく左右されるスポーツですから、考え方の違いや言葉のニアンスも時には重要です。
普通に日本人であっても違うんですから外国の人はなおさらです。
「まーダメならやめさせてしまえばい~じゃん!それはしょうがないことなんだから。」
と、言われそうですが「ハイ、そーですか」って諦める河原じゃないんだな~これが。(^_^)v
まーとにかく怖がる怖がる。
腰の深さで顔を付けるだけで「やっぱり怖い!やめる!」
「深くなったら立ち上がれないから怖い!」
「顔も付けられないのにそこまで行かないから・・・」
「離れて何かあったら怖い!」
「大丈夫、今の状態のあなたを離れて連れて行くほど気は大きくないから・・・」
まーとにかく今のことでは無く先のことを怖がっている。
基本的には本人はやりたがっているんですけどね~
普通の人の3倍は時間掛かったかな~(^^ゞ
それでも何とか沈んでダイビングの形にはなってきた。
そしていよいよダイビング開始。
「絶対に手を放さないで下さいよ!」って念押しされた。
でも河原的には「絶対に離してやる~」と誓ってた!(何に(^^ゞ)
握る手が痛いわ。
そして徐々に深く、深く、、深く・・・・・2mほど。(^_^)v
魚くん登場~
握る手の力が徐々に弱くなり、ついには手を離して勝手に遊びだした。
だれだよ!「離さないで!」って念押ししたのは。
そんなもんですよね~
もちろん全ての人とは言いませんが、昔から体験ダイビングはかなりの数をやっていて、どちらかと言うと河原は“出来ない人担当”時にはず~っと毎日のように何十人ってやっていたので、色々ためになるし考えたことが即実践で試すことができた。
そこで多かったのが出来ない人のほとんどが考えすぎ。
それも自分で怖いことを探してる。
変な言い方ですが・・・
そしてそのときから河原は言わないようにしている言葉があります。
「大丈夫!大丈夫!怖くないから」
何が怖いのか聞いてあげることに。
本人は本人の考え方で「怖がって」いるんですから・・・
まーねー本来「考えるな!」「怖がるな!」って言うことの方が無理があるし・・・(^^ゞ
でも大変な人でも何とか沈むことが出来れば後は早く魚を見せて上げること。
これが効き目があるんです。(^_^)v
怖がって目が点になっている人でも餌付けをするためのソーセージ(まだ禁止される前のことです)を渡すと、しっかり掴まっていた手を離して楽しそうに餌付けをしてる。
ところがそのソーセージがなくなると「なんか怖い!」って。
気の持ちようなんですね~
ちなみに2本目はラウラウビーチに行ったんですが、タイミングのいいことにアジ玉が体験ダイビングのコース上に。
2本目とは言え、やはりまだ怖さが抜けないので手を握りつつ行きましたが、アジ玉を見つけた時から手の力が徐々に抜けて、そして1人遊び。(^_^)
怖がっていた顔が楽しそうに変って行く、そして合った目が“ニコッと笑ってる。
大変だったこともちょっとだけ忘れて「良かった~(^-^)」って思う瞬間です。