このシーズンは・・・

ちょこちょこダイビングはしてるのですが昨日は午後から本当に久しぶりのインリーフ。

午前中はグロット。

朝一は特に問題はないのですが、昼過ぎに向かって急激に潮が引いてくる。

スーパーロータイドという状態に向かう。

ラウラウやオブジャンの遠浅で海水に浸かって歩くところが、「海岸の生物たち」を探すのに適してるくらい引いていく。

ビーチからだとこの状況は良いこともあるしそんなに気にしなくていいのですが、これがボートだと、普段走れる水路がひやひやもんでゆっくり走ることになる。

おまけに桟橋からボートに乗り移るときに小さなボートだと、梯子のような物を使わないととてもじゃないけど乗り移れない。

場合によっては不用意に足を着けたところが滑り易かったりして緊張するし・・・

そしてガイドにとって一番の問題がグロット。

グロットをダイビングした人は知っていると思いますが、エキジットが慣れていないとかなり大変。普通には初心者は上がれない。

まずここをガイド自分自身が上がってこなければいけないんです。当然ですが・・・(^-^;

普段の引いているときの潮の高さくらいなら波のタイミングで上がるのですが、これが引き引きの状態になると、波が上がってこない。上がってもエキジットの場所の高さよりもすごく下。

パワーのある人は腕の力でロープを使って上がって来るのですが、年寄りはそんなパワーもなく・・・

まー当然のように何とかして上がってはきますが、問題はその後も続く。

今度はお客さんを上げなければいけない。これも当然ですが・・・(^-^;

波に併せてなんて言っている場合でもなく、ここは力技。

痩せている女性であっても器材を背負っているわけですから、重いのなんの。

そしてこれが、想像してみてください、背が高くて太ってる人、これに器材・・・(T_T)

腰痛て~

そしてこの時期は比較的海は静かになりどこにでも入れるのですが、今年のこの時期グロットはちょっと荒れている。

特に大きな低気圧が近くにあるような感じでもないのに・・・

それは置いといてこの時期は風が収まり海が静かになるのですが、流れもあまりなくなる。

そしてそれが海を少し澱ませる。

特にインリーフは池のような状態。

普通に考えて分かりますが、ニゴニゴ(T_T)

昨日は沈船で5mほど。

初サイパンで普段から透明度があまりない所を潜っているらしいので、「大丈夫!」だって。

そんな透明度の中でもお客さんは遊びまわってましたけど、この透明度に慣れていないガイドは緊張しまくり。おいらのことですが・・・

そんな人の心など気にすることもなく、あっちフラフラこっちフラフラ。

ちゃんと戻ってはきますがダイバーは前や近くのダイバーは見えていても、河原からはそのダイバーは見えない。

そんなことも考えてコースは設定していますがそれでも緊張はしますよ(^-^)

上がってきてお客さんが「楽しかった」~って言ってくれましたけど、やっぱりこの時期のインリーフは嫌だな~

 

 

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