まだまだ水温は低いものの海へ湖へ行けるようになってきました。
まーそんなに水と戯れる感じでもないと思いますが・・・(^^)
なのでこれからシーズンを迎えるに際しての注意をば。
去年だったか今年早々だったかライフジャケットを装着した観光客が沖に向かって流されていたことがありました。
ビーチでパシャパシャ遊んで水際から少し離れて遊んでいて戻るに戻れなくなったんだと思います。
この時はたまたまボートダイビングが終わって港に戻る途中で見つけて拾い上げたんですけど。
日本でもリゾートではライフジャケットを着けてスノーケリングツアーなどが行われていますが、それを知っている人が自分たちで安いライフジャケットを買ってそれでスノーケリングを楽しんでいる人たちがいます。
スノーケリングを楽しむことに何にも問題はないのですが、ここでちょっと気を付けなければいけないことを。
ライフジャケットって基準があって日本も同じだと思いますがある一定の基準を満たさなければ、ボートに備え付ける安全装備として認められないんです。
もちろんちょっとパシャパシャするだけの水遊び程度にはそんなに安全基準は必要はないかもしれませんが、少なくともビニールで空気を入れて膨らませる胴着はやめてください。浮き輪なども同じです。
すぐ近くで見れる深さが浅いプールなどであればまだ良いですが、深さが変わって沖につながる海はやめてください。
つなぎ目など弱い個所から穴が開きやすく空気が漏れてしまいます。多分使用上の注意として救命具ではないと書いてあるかもしれません。
なので最低でもガラス用品などを包む白い柔らかい発泡スチロールの様なものが入っている胴衣、ビーチマットのように浮く素材で作った胴衣を着けて遊んでください。
少なくても流されてもしばらくは浮いていますので助けに行く時間は十分あります。
ちなみに発泡体で作られたライフジャケットですが沈むことはなさそうですが、モノによっては時間と共に浮力はなくなっていきます。なのでその使用目的などにより安全用具としての基準があります。
他にも浮き輪など空気で膨らませて(空気で膨らませるものでなくても)水面に浮かせるタイプはものすごく風に流されやすくなります。
少し風が強くなると多少足でパシャパシャバタ足をするくらいでは風に逆らうのは難しいです。
特にビーチなどでは薄手のブーツなどで足を保護することも多い。でもこれも曲者で流されてる時にブーツを履いてる足でバシャバシャバタ足をしても水をきちんとつかむことができないんですよね。
機会があればブーツを履いてる時と素足の時の違いを試してみてください。全然進まないから(T_T)
イメージとしては新聞紙を丸めて棒状にして風を起こすのと、ウチワのような状態で風を起こすのではどっちが風が起きますか?ってことです。
たかがブーツですがかなり違いが出ます。
レスキューをした人はライフジャケットを着けてブーツを履いた状態で流されていました。
なのでライフジャケットを着ていたとしても風が強い時は十分に気を付けて遊んでください。
そしてできれば見守る立場の人は小さくてもきちんとした浮力体、小さくても良いのですぐに足に着けれるフィン状の物があればかなり安全になります。
ライフガードのスキルを持っていても仕事の時は小さな赤い浮力体は持って海に入ります。これは自分のためというより要救助者用ですが・・・
河原の場合はサイパンだと海に行くときはフィンを持ってますし、浮力体は体でカバーできてるし・・・体が浮くんだなこれが(^^)v
まー河原を含めてお遊びのスノーケリングでここまでするかというと中々・・・(^^;
もう一つあるんですが長くなったのでそれは次に・・・